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[일본신문]都立高校長、女生徒の虐待被害を通告せず　都と教委が指導

Name : admin (작성일 : 10-08-11 10:37:16 / Hit : 850)

2010年ねん8月がつ9日にち

東京とうきょう都と台東たいとう区くの都立とりつ高校こうこうで４月がつ、１年生ねんせいの女子じょし生徒せいとが母親ははおやから暴力ぼうりょくをふるわれている疑うたがいを校長こうちょうが把握はあくしたにもかかわらず、児童じどう相談そうだん所しょなどに通告つうこくしていなかったことが分わかった。生徒せいとは７月がつに再ふたたび母親ははおやから暴行ぼうこうを受うけ、保護ほごされた。児童じどう虐待ぎゃくたい防止ぼうし法ほうは虐待ぎゃくたいが疑うたがわれる際さいの通報つうほう義務ぎむを定さだめており、都と教委きょういは「学校がっこうの対応たいおうは適切てきせつではなかった」として校長こうちょうを指導しどうした。

　同校どうこうや都と教委きょういによると、担任たんにんの男性だんせい教諭きょうゆが４月がつ下旬げじゅん、女子じょし生徒せいとの額がくに直径ちょっけい数すうセンチの青あおあざがあり、前歯まえば１本ほんの先端せんたんが欠かけていることに気付きづいた。生徒せいとが「酒さけに酔よった母親ははおやから暴行ぼうこうを受うけた」と話はなしたため、担任たんにんが校長こうちょうに報告ほうこくしたが、校長こうちょうは「家庭かてい訪問ほうもんして状況じょうきょうを把握はあくするように」と指示しじ。児童じどう相談そうだん所しょに通告つうこくするなどの対応たいおうを取とらなかった。

　生徒せいとは７月がつ上旬じょうじゅん、「中間なかまテストの点てんが悪わるい」などとして母親ははおやから再ふたたび暴行ぼうこうを受うけ、手足てあしにけがを負おったため、担任たんにんが自みずからの判断はんだんで児童じどう相談そうだん所しょに通告つうこくし、保護ほごされた。現在げんざいは都内とないの里親さとおやの元もとで暮くらしているという。

　担任たんにんは朝日新聞あさひしんぶんの取材しゅざいに、「４月がつに校長こうちょうに報告ほうこくした際さい、『外傷がいしょうを見みただけでは通報つうほうしてはいけない。子こどもの一方いっぽう情報じょうほうにすぎず、信用しんようしてはいけない』と言いわれた」と話はなしている。一方いっぽう、校長こうちょうは「細こまかいやりとりは覚おぼえていないが、家庭かてい内ないで解決かいけつできるならその方ほうがいいと考かんがえ、まずは事実じじつを確たしかめるように指示しじした。結果けっか的てきには甘あまい判断はんだんだった」としている。