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数 学者で京都大名 誉教授の森毅しさん死去
Name   :   admin    (작성일 : 10-07-28 10:03:31 / Hit : 1067)

2010年ねん7月がつ26日にち


 


数学すうがく者しゃで社会しゃかい問題もんだいにも独特どくとくな視点してんで論評ろんぴょうし、「よろず評論ひょうろん家か」として活躍かつやくした京都大きょうとだい名誉めいよ教授きょうじゅの森もり毅あつし(もり・つよし)さんが24日にち、敗血症はいけつしょう性せいショックのため大阪おおさか府内ふないの病院びょういんで死去しきょした。82歳さいだった。2009年ねん2月がつ、自宅じたくで料理りょうり中ちゅうに重おもいやけどを負おって入院にゅういんしていた。葬儀そうぎは行おこなわない。自宅じたくは京都きょうと府ふ八幡やはた市し西山和気にしやまわき6の11。


 


 東京とうきょう都と生うまれ。幼少ようしょう・青年せいねん期きは大阪おおさか府ふ豊中とよなか市しで育そだち、宝塚歌劇たからづかかげきにも親したしんだ。旧制きゅうせい三さん高だか(現在げんざいの京大きょうだい)へ。そのころから歌舞伎かぶきや長唄ながうた、三味線しゃみせんなどに熱中ねっちゅうしたという。東京とうきょう大だい理学部りがくぶに進学しんがくして数学すうがくを専攻せんこう。卒業そつぎょう後ご、北海道大ほっかいどうだい助手じょしゅなどを経へて1957年ねんに京大きょうだい助教授じょきょうじゅ、71年ねんに同どう教授きょうじゅとなり、91年ねんに退官たいかんした。


 


 京大きょうだい教員きょういん時代じだいに深夜しんやのテレビ番組ばんぐみに出演しゅつえんした。関西かんさい弁べんのユニークな語かたり口くちが注目ちゅうもくされ、多芸たげい多才たさいぶりが評判ひょうばんとなった。京大きょうだい紛争ふんそう中ちゅうにバリケード内ないで数学すうがくの講義こうぎをするなど、「最後さいごの名物めいぶつ教授きょうじゅ」と親したしまれた。剣客けんかくのような容姿ようしからついた「一刀斎いっとうさい」というニックネームでも知しられる。


 


 退官たいかん後ごも自称じしょう「老人ろうじんフリーター」として幅広はばひろく活動かつどうした。講演こうえんや執筆しっぴつのほか、テレビのコメンテーターとしても活躍かつやく。文学ぶんがくアンソロジーの編集へんしゅうや書評しょひょう、時事じじ問題もんだいなど興味きょうみの幅はばは広ひろかった。


 


 特とくに教育きょういく問題もんだいに関心かんしんが深ふかく、活発かっぱつに発言はつげんを続つづけた。「失敗しっぱいしても、またやり直なおしたらええやんか」と若者わかものたちにエールを送おくり、個性こせいを大切たいせつにすることを説といた。自身じしんについては「一人ひとりっ子こで協調きょうちょう性せいは弱よわいけど、社交しゃこう性せいはあるんや」。


 


 専門せんもんは解析かいせき学がく。「ものぐさ数学すうがくのすすめ」などの著書ちょしょを出版しゅっぱんし、数学すうがくを通とおして何なにを学まなぶかなど、教科書きょうかしょにはない数学すうがくの楽たのしみ方かたを発信はっしんした。数学すうがく者しゃの遠山とおやま啓あきら氏しが創立そうりつした民間みんかん教育きょういく団体だんたい「数学すうがく教育きょういく協議きょうぎ会かい」にも参加さんかした。


 


 09年ねん2月がつ27日にち、1人ひとりでフライパンを使つかって昼食ちゅうしょくを作つくっていたところ、コンロの火ひが服ふくに燃もえ移うつり、体からだ全体ぜんたいの30%以上いじょうに重おもいやけどを負おって大阪おおさか府内ふないの病院びょういんに搬送はんそうされた。そのまま入院にゅういんし、治療ちりょうを続つづけていた。


 


 画家がかの安野やすの光ひかり雅まささんとの話はなしを収おさめた「対談たいだん 数学すうがく大明神だいみょうじん」や「異説いせつ 数学すうがく者しゃ列伝れつでん」「元気げんきがなくてもええやんか」など著書ちょしょも多数たすうある。


 


      ◇


 


  <画家の安野光雅さんの話> 数学すうがくでもそのほかの分野ぶんやでも、専門せんもん用語ようごでなく普通ふつうの言葉ことば、自分じぶんの言葉ことばで話はなす人ひとでした。だから、数学すうがく者しゃじゃない私わたしとも、世間せけん話はなしのように数学すうがくの話はなしをすることができた。2度目どめに会あったのが対談たいだんとなり、昼間ひるまから翌日よくじつの夕方ゆうがたまでで一気いっきに話はなした。それが「数学すうがく大明神だいみょうじん」となった。疲つかれたけれど、本当ほんとうにおもしろかった。常つねにニュートラルで自由じゆう。存在そんざい感かんの大おおきな人ひとでした。


 


  <井上章一・国際日本文化研究センター教授(歴史研究)の話> 京大きょうだいで森もりさんの授業じゅぎょうを受うけた時とき、証明しょうめいの途中とちゅうで「こんなはずじゃなかった」「このやり方かたは失敗しっぱいやったな」と言いう姿すがたが印象いんしょう的てきだった。後のちにご本人ほんにんに「予習よしゅうしていなかったのですか」と尋たずねると、「確たしかに僕ぼくはずぼらだったけれど、先生せんせいがぶざまな姿すがたを生徒せいとに見みせることも大事だいじなんだよ」。専門せんもん家かはほころびのないよう物事ものごとを進すすめがちだけれど、森もりさんらしい見識けんしきある構かまえだな、と感心かんしんさせられた。


 


   


 

 

 

 

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