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乗務中にヒュ ーズ 抜き取った容疑JR西の車掌を逮捕
Name   :   admin    (작성일 : 10-07-22 09:39:19 / Hit : 778)

 









2010年ねん7月がつ21日にち


 


JR西日本じぇいあーるにしにほんの電車でんしゃから、事故じこなどの際さいに近ちかくを走はしる車両しゃりょうに緊急きんきゅう信号しんごうを発信はっしんする防護ぼうご無線むせんを作動さどうさせる予備よび電源でんげん装置そうちのヒューズを抜ぬき取とったとして、大阪おおさか府警ふけいは21日にち、天王寺てんのうじ車掌しゃしょう区く(大阪おおさか市し天王寺てんのうじ区く)に所属しょぞくする車掌しゃしょうの藤田ふじた博和ひろかず容疑ようぎ者しゃ(49)=京都きょうと市し下京しもぎょう区く=を器物きぶつ損壊そんかいと偽計ぎけい業務ぎょうむ妨害ぼうがいの疑うたがいで逮捕たいほし、発表はっぴょうした。容疑ようぎを認みとめているという。


 


 府警ふけいによると、藤田ふじた容疑ようぎ者しゃは4月がつ上旬じょうじゅん、電車でんしゃの運転うんてん(車掌しゃしょう)室内しつないの防護ぼうご無線むせん用よう予備よび電源でんげん装置そうちからヒューズ1本ほんを抜ぬき取とって装置そうちを壊こわし、非常時ひじょうじに無線むせんが使つかえない状態じょうたいにするとともに、4月がつ下旬げじゅん~5月がつ上旬じょうじゅん、JR西にしに多数たすうの列車れっしゃの緊急きんきゅう点検てんけんをさせて業務ぎょうむを妨害ぼうがいした疑うたがいが持もたれている。


 


 藤田ふじた容疑ようぎ者しゃは乗務じょうむ中ちゅう、持もち込こんだドライバーでヒューズを抜ぬき取とったといい、調しらべに対たいし、「今年ことしの2月がつか3月がつごろから20件けんぐらいやった。会社かいしゃに不満ふまんがあった。ヒューズは捨すてた」などと話はなしているという。


 


 JR西にしによると、4月がつ30日にちの定期ていき点検てんけんで1両りょうからヒューズが抜ぬき取とられているのが見みつかった。その後ご、約やく2800両りょうの一斉いっせい点検てんけんなどで計けい22両りょうで抜ぬき取とりが確認かくにんされた。


 


 22両りょうのうち21両りょうは5月がつ12日にちまでに被害ひがいが確認かくにんされた。JR西にしは再発さいはつ防止ぼうし策さくとして、ヒューズを収おさめる予備よび電源でんげんのふた部分ぶぶんのキャップに封印ふういんシールを張はったが、同どう21日にち、新あらたに1両りょうでシールをはがして抜ぬき取とられているのが判明はんめい。はがすと跡あとが残のこるシールに張はり替かえたという。


 


 防護ぼうご無線むせんは半径はんけい約やく1キロ圏内けんないを走はしる列車れっしゃに危険きけんを知しらせ、脱線だっせん時じに二に重じゅう衝突しょうとつを防ふせぐうえで重要じゅうような装置そうち。事故じこなどで列車れっしゃが停電ていでんしても、予備よび電源でんげん装置そうちがあれば防護ぼうご無線むせんを使つかえるが、ヒューズがないと通電つうでんしない。2005年ねん4月がつのJR宝塚線じぇいあーるたからづかせん(福知山線ふくちやません)の脱線だっせん事故じこの際さい、停電ていでんで防護ぼうご無線むせんが作動さどうしなかったことから、JR西にしは06年ねん9月がつまでに運転うんてん室しつがあるすべての車両しゃりょうに予備よび電源でんげん装置そうちを備そなえていた。






 




   


 

 

 

 

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