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シニアサイン（しにあさいん）-社会-

Name : admin (작성일 : 12-03-08 08:29:49 / Hit : 1915)

高齢者とのコミュニケーションを円滑にするために話しことばに簡単な手話や手振りを加える表現方法。

耳が遠くなった高齢者に対し、周囲の人たちは大声で伝えようとすることが多い。

しかし、常に大声を出していると疲れるし、繰り返しても分かってもらえないとイライラ感が強まる。

その対処策として、愛知県内で約20年間、手話通訳をしてきた近藤禎子が5年ほど前に考案したコミュニケーション法である。

手話をもとに誰でも分かる簡単な手振りでコミュニケーションを図る方法で、基本は「相手に伝わればいい」である。

例えば「食べる」のサインは、右手の人さし指と中指を箸に、左手を茶碗に見立てて食べる様子を表してもいいし、両手でおにぎりやパンを持ってかじる様子を表現してもいい。

つまり、単にことばだけで相手とコミュニケーションを取ろうとするのではなく、それにジェスチャーを付け加えることによって、自分が高齢者に何を伝えたいかを分からせる。

相手の目を見ながら笑顔で話しかけてサインを送れば、高齢者も相手が何を伝えたがっているのか分かりやすい。